ダイハツ・ウェイクのリコールは対象?型式・不具合の内容と無料修理の確認方法を徹底解説
2014年に登場し、軽ハイトワゴン市場に「スライドドア」という新機軸を持ち込んだダイハツ・ウェイク。広い室内と使い勝手の良さから中古車市場でも根強い人気を誇る一方で、オーナーにとって看過できないのがリコール(回収・無償修理)の存在だ。ウェイクを巡っては、スライドドアの不具合をはじめ複数のリコールが国土交通省へ届け出られており、2026年現在も中古車購入時や車検時に「自分の車は対象なのか」と確認するユーザーは少なくない。
本稿では、ウェイクのリコールについて型式(LA700S/LA710S)ごとの対象範囲、不具合の具体的な内容、ダイハツから国土交通省への届出経緯を整理。さらに車台番号を使った対象車の確認方法、販売店での無料修理の流れ、中古車のリコール対応済み確認のポイントまで、公式情報に基づいて実務的に解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ウェイクのリコールはスライドドア関連を中心に複数届け出られており、対象型式はLA700S/LA710S系が中心となる。
- 要点2:対象かどうかは車台番号(車検証に記載)でダイハツ公式サイトまたは販売店に問い合わせれば即座に確認できる。
- 要点3:リコール修理は無料。中古車でも未対応の場合は販売店で予約・修理が可能だが、購入前に「対応済み」の確認を怠らないことが重要だ。
【2026年最新】ダイハツ・ウェイクのリコール一覧と対象型式(LA700S/LA710S)
ダイハツ・ウェイクは、2014年11月の登場から2017年8月の一部改良、2019年6月のマイナーチェンジを経て2022年まで販売された軽ハイトワゴンだ。型式は2WDの「LA700S」と4WDの「LA710S」に大別され、リコールの対象もこの両型式にまたがるケースが多い。
国土交通省へのリコール届出は、ダイハツ工業が単独で届け出たもののほか、スズキからのOEM供給車「スズキ・スペーシア」と共通部品に起因するものも含まれる。ウェイク固有で特に注目されたのがパワースライドドアの不具合で、ドアが閉まり切らずに再開放を繰り返したり、逆に挟み込み防止機能が誤作動したりする事象が報告された。電動スライドドア搭載グレード(L“SA”/X“SA”など)のオーナーは特に注意が必要だ。
また、ダイハツは2019年以降、認証試験における不正問題(型式指定申請における不正)を巡って大規模なリコールを段階的に届け出ており、ウェイクもその対象に含まれた時期がある。2026年時点での中古車流通車両は、こうした一連のリコール対応が済んでいるかどうかが個体ごとに異なるため、型式だけで判断せず車台番号での確認が欠かせない。

ウェイクのリコール不具合の内容と国土交通省への届出経緯
ウェイクのリコールで報告されている不具合は、大きく「電装系(スライドドア・パワーウインドウ等)」と「認証関連(型式指定に絡む再点検)」に分けられる。スライドドア関連では、ドアロック機構やモーター制御のプログラム不備により、走行中にドアが半ドア状態になる、あるいは閉動作が途中で停止するといった事象が寄せられた。ダイハツは対策として制御プログラムの書き換えや部品交換を無償で実施している。
届出の経緯を時系列で追うと、初期のリコールは市場からの不具合報告を受けて国土交通省に届け出られ、ダイハツ販売店を通じてオーナーへ通知が発送された。その後、2019年以降の認証不正問題では、ダイハツが国土交通省の指導の下で対象車を洗い出し、追加のリコールを順次届け出るという流れをたどった。この際、ウェイクを含む複数の軽自動車が対象となり、ダイハツは公式サイトにリコール情報の特設ページを開設して車台番号検索機能を提供している。
| 時期・区分 | 不具合・届出の内容 | 対象型式・備考 |
|---|---|---|
| 販売開始(2014年) | ウェイク登場。2WD/4WDで型式が分かれる | LA700S(2WD)/LA710S(4WD) |
| スライドドア関連リコール | パワースライドドアの閉動作不良・再開放の繰り返し | 電動スライドドア搭載グレードが中心 |
| 認証不正に伴うリコール | 型式指定申請の不正を受け、対象車を再点検・無償修理 | ウェイクを含む複数の軽自動車 |
| 2026年現在 | 新規届出は公式サイトで随時更新。過去分は対応済み個体が多数 | 車台番号での個別確認が必須 |
リコール対象かどうかの確認方法|車台番号で検索する手順
自分のウェイクがリコール対象かどうかを確認する最も確実な方法は、車台番号(車体番号)を使った検索だ。車台番号は車検証の「車台番号」欄に記載されており、LA700S/LA710Sの型式コードに続く一連の番号で個体を特定する。ダイハツ公式サイトのリコール情報ページには車台番号入力フォームが用意されており、番号を入力するだけで対象の有無と該当するリコール内容が表示される。
公式サイトでの検索が難しい場合は、ダイハツ販売店や地域の整備工場に車検証を持ち込めば、スタッフが代わりに照会してくれる。電話での問い合わせにも対応している店舗が多い。なお、中古車を購入した場合は、前オーナー宛てのリコール通知が届かないことがあるため、購入後に自分で能動的に確認する姿勢が肝心だ。リコールは所有者の変更を問わず無償修理の対象となる。

ウェイクのリコール無料修理の流れ|販売店予約から完了まで
リコール対象と判明した場合の修理は、原則としてすべて無償で行われる。費用はメーカー負担であり、部品代・工賃ともにオーナーの負担はない。流れとしては、まずダイハツ販売店またはダイハツ指定の整備工場に電話でリコール修理の予約を入れる。予約時に車台番号と型式を伝えると、必要な部品の手配がスムーズに進む。
入庫当日は、受付で車検証を提示し、リコール対象である旨を伝える。修理内容によっては日帰りで完了するものもあれば、部品交換を伴う場合は数日預けるケースもある。修理完了後は、作業内容を記録した「リコール修理完了証」のような書面を受け取れるため、中古車売却時や次回車検時の証明として保管しておくとよい。予約から修理完了までの期間は店舗の混雑状況によって変動するため、余裕を持ったスケジューリングが望ましい。
中古車で買う前にチェック|リコール対応済みかの見極め方
中古車市場でウェイクを検討する際に最も注意したいのが、リコール修理が済んでいるかどうかだ。販売店によっては「リコール対応済み」と明記しているケースもあるが、個人売買や非正規店では未対応のまま流通している車両も存在する。見極めのポイントは、整備記録簿にリコール修理の履歴が残っているか、販売店が車台番号で照会して対応状況を説明できるか、の2点に集約される。
購入前の交渉として「車台番号でリコール照会をしてほしい」と依頼するのは決して失礼な話ではなく、むしろ賢明な買い手の姿勢だ。ダイハツ公式サイトの検索フォームをその場で使わせてもらうのも手軽な方法である。未対応だった場合は、購入後に自分で販売店へ予約を入れれば無料修理を受けられるが、その手間と時間を見越して値引き交渉の材料にするのも一つの戦略といえる。
【ダイハツウェイクリコール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ウェイクのリコールは今からでも無料で修理できますか?
A1:はい。リコールは所有者の変更や年数に関わらず無償で修理されます。車台番号で対象を確認し、ダイハツ販売店に予約を入れれば対応してもらえます。
Q2:リコール対象かどうかはどこで調べられますか?
A2:車検証に記載の車台番号を使い、ダイハツ公式サイトのリコール情報ページで検索するのが最も手軽です。販売店や整備工場への電話照会でも確認できます。
Q3:スライドドアの不具合はリコール修理で完全に直りますか?
A3:制御プログラムの書き換えや部品交換により改善が図られます。修理後も気になる症状が残る場合は、販売店で再点検を依頼しましょう。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
ウェイクのリコールは、スライドドアを中心とした電装系の不具合と、認証不正に端を発する再点検の二系統に整理できる。2026年現在、新たな大規模リコールの予兆は公式発表レベルでは確認されていないが、ダイハツはリコール情報を公式サイトで随時更新しているため、オーナーは定期的なチェックを習慣化したい。判断基準として重要なのは、「型式で一律に決めつけず、車台番号で個別確認する」「中古車は購入前に販売店へ照会を依頼する」「予約は余裕を持って入れる」の3点だ。これらを押さえれば、リコールは決して怖いものではなく、無償で安全性を高められる機会となる。 (出典: ダイハツ ウェイク リコール(Yahoo!ニュース))